注文住宅の購入では、土地と建物を別々に購入することや、住宅ローンを組む際の別になることが考えられます。土地探しをして、自分が理想としている注文住宅の建設が可能な土地が見つかったときには、契約を行って手付金を支払います。土地の引き渡しが行われる前には、手付金以外の残金を支払うことにあんります。売主の口座に代金を支払うときには、住宅ローンの借り入れを行って金融機関から振り込む方法も利用できます。
この場合には、ローンの申込みをする時点で、残余金について期日までに振込んでもらえるのか確認しておく必要があります。残余金の決済時点では、住宅ローンの審査によって借り入れ金額が確定して、金融機関と契約を結びます。この時点で印紙代が必要となり、土地購入のための諸費用の支払いも必要になります。土地購入の後に建物の引き渡しを受けるまでの、つなぎ融資として住宅ローンの借り入れをするときには、利息分の支払いや手数料についても考慮に入れておくようにしましょう。
印紙税は借り入れ金額によって異なりますが、1000万円から5000万円までの借り入れのときには2万円を支払います。注文住宅を建てるための土地の所有権を移転するためには、不動産登記をしなければなりませんので、登記を担当する司法書士への報酬金についても用意しておかなければなりません。一般的に、売買契約を仲介業者と行うときには、土地代金の数%分を仲介手数料として不動産業者に支払うことになります。